移情閣友の会

2015総会を終えて

  2015総会および特別講演会を2015年4月26日11時より移情閣1階ホールにて開催しました。会員35名の出席、委任状93通で成立宣言され、第一号議案(案)を一部修正して、すべての議案について、承認されました。
 今年は来賓として、公益財団法人舞子公園管理事務所所長 西村 昌隆様にご臨席を承りました。林 同福会長の代表挨拶のあと、来賓挨拶をしていただきました。今年度舞子公園事務所で舞子公園観光ガイド養成講座の開設、また、10月には5施設合同フェスティバルを予定しています。ぜひ友の会の会員にも参加してほしいとの呼びかけがありました。 

 なお、第1号議案 会則改正(案)の一部修正の内容は下記の通りです。
第4章 総会 第2条(総会) 総議決権の過半数の出席(委任状を含む)をもって総会は成立するの追加案に対して、討議の結果、「過半数」を「3分の一以上」の出席に訂正して可決されました。
<ほかの改正の要点>
第5章 企画運営委員会
第13条(構成) 2.企画運営委員は役員と事務局員各同好会代表(世話人)および一般会員代表 若干名で構成する。
第8章 中国語講座 この項を削除する (2月14日企画運営委員会で中国語講座は同好会方式での運営に変更すると決議したため)

総会特別講演会は、孫文記念館副館長西村 成雄様をお招きして、「孫文をどうとらえられてきたか― 孫文の国家デザインとその継承をめぐって ―」と題して講演をいただきました。孫文はハワイで少年時代を過ごし、世界十五か国に七十回近く渡航している。なかでも日本には十六回渡航しその合計滞在日数は十年以上であった。彼は世界を渡り歩き広い視野を身につけたインターナショナルの革命家であった。「三民主義」をかかげ欧米列強の帝国主義による半植民地からの脱却を望み民主的な共和制国家を構築すべく奔走したが、当時の中国の現状に即し、三段階の政治過程(軍政、訓政、憲政)を経ての民主主義社会建設を目指し、辛亥革命により中華民国を建国した。その優れた政治的イデオロギーは高く評価され、中国近代史に大きな足跡を残したという孫文の軌跡が詳しく解説され、孫文の国家のデザインや訓政の大切さなどについて、わかりやすくご教示いただき、孫文について深めることができました。(企画運営委員 吉村晴夫)

総会懇親会は、13時から会場をTio舞子7階の海彩園に移し、総勢28名が集いました。孫文記念館からは、館長愛新 翼様、孫文学検定でお世話になる研究員の蒋 海波様も参加してくれました。各同好会の紹介や自己紹介では、二胡同好会所属の荒木副委員長から嬉しいお知らせがありました。二胡同好会会員21名のうち、今まで明るい女性陣に囲まれて緑一点でしたが、懇親会の席で新たに男性会員が参加することになる朗報で、一同から大きな拍手が湧きました。また、漢詩をご披露していただけた米家 哲郎会員と一緒に詩吟ができたこともとっても印象に残りました。
 会員の皆様と楽しいひと時を一緒に過ごせることができて、感謝するとともに、無事にすべてのプログラムを終えることができたのは、ひとえ企画運営委員の皆様、係りの皆様のご協力の賜物です。本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。謝謝!(企画運営委員長 後藤 みなみ)
 
 今回始めて総会の手伝いをすることとなった。民間の株主総会を支配しているのは生悪説であると身に染みていた私はこの総会でも不備を指摘されるのではないかと身構えていたが、いざ開会されると、そこを支配していたのは生善説であることに気が付いた。この発見は私にとっては驚きと同時に大きな喜びであった。その気持ちを懐に抱いての懇親会は私の心を高揚させ、臨席の方とも話が弾んだ。更に思いがけない出会いもありますます気分は高揚した。同好会として活動する限りでは友の会を意識することは無いが、総会を終えて感じたのは、友の会は会長をはじめとする善意の集団であり、多くの善意に囲まれて同好会が存在しているのだということだった。総会への出席会員は少ないが、今後は是非総会とその後の懇親会に参加してほしい。そして、私が感じたような善意、温かみ、人の繋がりを味わってほしいと思うのだ。(企画運営副委員長 荒木伸春)

タグ :友の会活動

移情閣,孫文,記念館
Posted by 移情閣友の会 at 2015年04月28日 12:59友の会活動
< 2015年04>
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最近のコメント
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 7人