移情閣友の会

台湾交流の旅

移情閣友の会・国際音楽協会のみなさまとの台湾旅行          谷 忠義

 予てより希望して居た年外の台湾旅行が後藤 みなみ様よりご案内いただき、この度校もうすることができました。私は以前より故宮博物館の展示品の見学をしたいと思っておりましたので、その念願を叶えることができたことは何より嬉しかったです。
 台湾は1945年8月15日までは日本国でありました。街の看板文字は漢字で何の違和感もなく、各地を観光することができました。但し中国語のため不自由であり、語学勉強不足を強く感じました。特に日本の寺院風の立派な建築物を、大変多く見ることができました。 そして銀行や証券会社が各所で営業され経済の豊さを肌で感じることができました。
又、八田輿一様のダム建設状況を記念館において盛ることができ、事のほか感動いたしました。それに各所には記念館や博物館・特に国父紀念館における衛兵の交代式が、規律正しくきびきびとして行われ、今尚目前に浮かんできます。それに私は先の大戦により、父が戦死しましたので忠烈祠へ行って、本殿一番奥の拝殿において詩吟“九段の桜”を吟じ、戦没者に対して哀悼の誠を捧げることができ、戦争の悲惨さや命の大切さをより強く感じるができました。
 そして故宮博物館は見学時間が短く残念でした。次回改めて1-2日の予定を組んで、訪問したいと思っております。総統府の1階見学も大変良かったです。さて今回の参加者の中で渡しは高齢者2番であったので、皆様方に大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。お陰様で無事旅を過ごすことができたことに対し、心より深く感謝申し上げます。

台湾旅行記  小路 力子

移情閣(孫文記念館)友の会と国際音楽協会の共催で、台南・高雄・台北の行程ではじめて台湾へ行ってまいりました。
台南市の街で、南国らしい蒸し暑い中、緑豊かな公園に巨大な白亜の奇美博物館でのコンサートにて、日本の歌演奏は素晴らしく、許文龍ご夫妻は感涙、周りの多くの方々も拍手喝采、合唱されたりと日台交流がなされ、感動しました。
因みに奇美博物館は家電などに用いられる高級プラステックのABS樹脂製造「奇美実業」の創業者許文龍氏(91歳)が設立、「貧しい家庭で育った子どもにとって海外に行き堺のの武術品に触れることは難しい」という問題意識から、世界から一流の芸術作品を集めた。
「永久に大衆のためにあれ」をモットとし、台南市民は入場無料と、これは許氏が幼い頃、日本統治下に設立された台南博物館に無料で入れたことから、毎日通った原体験があるからだと毎日新聞2019.4.25(木)記事より。 楽しい台湾旅行ありがとうございました。


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移情閣,孫文,記念館
Posted by 移情閣友の会 at 2019年06月11日 15:00友の会活動
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