孫文先生生誕150周年記念-台湾の旅交流音楽会を終えて
コーラス同好会指導・NPO法人国際音楽協会理事長 張文乃先生
移情閣友の会会長林同福先生をはじめ、有識者の皆様と私どもNPO法人国際音楽協会7才から82才の会員と演奏家たち、総勢33名が8月19日から22日まで台湾へ交流演奏の旅に出かけました。
演奏会は2日目。立派な国立国父記念館でのロビーコンサート。オープニングはシンガーソングライターの涼恵さん、バックに鳳歌アンサンブル7名が加わりました。
続けた二胡の鳴尾牧子先生、揚琴の付虹先生、フルスの浜㟢繁一先生、どの曲も素晴らしい演奏でございました。ここで儀隊の交代儀式があり、私どもはしばしの休憩。その後ソプラノの藤浦佐知子先生、そしてバリトンの浜㟢繁一先生が加わって二重唱。最後に武庫川女子大学の教授坂本環先生が”荒城の月”など、台湾でもポピュラーな日本歌曲を披露。いよいよフィナーレ、出演者全員による”阿里山の歌“は観客の皆さんと大合唱となり、私どもの想像をはるかに超えて心の糸が強く結ばれた瞬間だったように思いました。
交流演奏会はまさに人と人、心と心を瞬時に結ぶ力があると改めて確信致しました。
旅行社の陸さん、この旅にご参加の全ての方々に感謝申し上げます。
二胡同好会指導 鳴尾 牧子
今回は国父記念館の孫文の巨大な像の真横に設えられたステージでの演奏というめったにできない経験をさせて頂きました。国府記念館の方々の細部まで行き届いたご配慮もありがたく、たくさんのお客様が興味を持って聞いてくださいました。各奏者による古今の日本の曲を中心としたプログラムには温かい拍手を頂き、出演者全員よる台湾民謡「阿里山の歌」では客席からも自然に歌声が上がって、とても素敵な交流コンサートとなりました。
コーラス同好会参加者の声 (福島志津子 進藤麗子 元山昭子 竹田敦子)
この度の台湾旅行は、天候にも恵まれとても有意義な4日間でした。
私達の意向を聞いて臨機応変に対応して頂きました事感謝いたします。
国父記念館での演奏会も成功し、阿里山の御来光も思いがけない形で見ることが出来ました。大満足の旅でした。
二胡同好会参加者の声 (中北富代)
私がはじめて台湾を訪ねたのは、国父紀念館が完成した1972年でした。約2ケ月台中に滞在し、その間、日月潭にも行きました。
今回の旅は、若かりし頃の足跡をたどり、縁を確かめ喜ぶような有り難い旅になりました。素晴らしいコンサート、素晴らしいお出会いに心から感謝いたします。皆様のご健康とお幸せを祈ります。謝謝!
2016年8月20日(土)台湾国立国父紀念館での交流音楽会の様子は下記のURTにてご覧になられます。
https://www.youtube.com/watch?v=gc5L_7UomZo&feature=youtu.be
移情閣,孫文,記念館
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2016年08月31日 12:45
│友の会活動
台湾国父紀念館交流の旅感想記
今年2016年は中国革命の父であり、神戸に縁の深い孫文先生生誕150周年です。
私達移情閣友の会ではこの記念すべき年をどのように迎えるか、どの様に意義あるものにするのかを検討を行いました。そして幾度にも亘る協議の結果、台湾国父記念館を訪問し、市民レベルでの交流事業をしようとの決議に至りました。
既に私達友の会の活動の拠点である孫文記念館では11月12日の生誕祭に向けて講演会等様々のイベント事業が計画されている中で、国父記念館を訪問し交流事業実施(8月20日)は、いの一番の事業ではないかと思います。
この度の台湾への旅は移情閣友の会と国際音楽協会との共催によるもので、二つの目的がありました。交流事業では国父記念館林国章館長のご挨拶を頂き、お互いに記念品の交換、情報交換など、和気藹々の中交流が行われました。儀隊交代式の後には台湾国民の皆さん見守る中、孫文像に献花するなど貴重な経験をすることができました。
又、国際音楽協会の皆さんには、国父紀念館でロビーコンサートを実施していただきました。曲目の最後に「阿里山之歌」のコーラスの際にはロービーの皆さんも大きな声を上げて合唱に加わっていただきました。例え言葉が違っていても、音楽は人の心を癒し、人と人を結び付けてくれる最高のツールだと思いました。今後ともこのような友好の絆が深まることを期待しています。
そしてもう一つの目的が台湾の旅を大いに楽しもうというものでした。
金鉱の街として栄えた雰囲気を残す九份や黄金博物館、国立故宮博物院の見学、又幻想的な姿で魅了する台湾最大の風光明媚な淡水湖「日月潭」や、東アジア最高峰の玉山(3952m)など2000m超の18峰を望む「阿里山」、特に18峰の1つである祝山から望む雲海やご来光は大宇宙の自然の輝きに一人一人が感動したのではないかと思います。
3泊4日の時間的には非常にタイトな中にも盛り沢山なスケジュールでしたが、なによりも移情閣友の会、国際音楽協会の皆さんと新しい友の輪が広がり、一人一人が楽しい思い出と土産話を持ち帰って頂けましたことは大きな収穫であったと思います。謝々!
初めての国立国父記念館。館長以下、多くのスタッフの出迎えがあり、セミナールームでの館長・友の会の林会長・NPO国際音楽協会の張先生の各挨拶が行われた。その後、「革命」の揮毫のコピーが館長に贈呈された。孫文像の前に献花をする予定の時間が決められていたので、次々と行事が進められました。林会長・後藤企画委員長・私の3人が孫文像の前に立ち献花式を行いました。曽祖父と交流のあった孫文先生の大きな像を見ると改めてその偉大さを感じました。
残念ながら国父記念館2階は改修中のため、資料は少なかったと思いますが、現在展示されている中に日本とかかわりの深いものが多かったのは意外でした。
舞子の孫文記念館の学術だけでなく、移情閣友の会が市民レベルで交流ができることで、各々の同好会やサークルも交流できる初めの一歩を踏み出したような気がします。後藤企画運営委員長、陸超神戸台湾華僑総会会長の粘り強い交渉により今回の交流ができたと強く思っています。
(副企画運営委員長 中西敦彦)
移情閣友の会会員として、国父紀念館との交流事業に初めて参加しました。記念品の交換式や国父孫文への献花式の挙行から紀念館館長自らのお見送りまで台湾側の丁重な応対に驚き、台湾の旅交流音楽会での聴衆との一体感を持った盛り上がりに感動したものです。
北の九份から南の阿里山までの観光では、当初のスケジュールからの遅れを気にしないおおらかな台湾の気性と淡泊な台湾料理これらは、私には好ましいものでした。とりわけ、阿里山の祝山では霧が深く御来光を諦めかけて帰りかけた時、突然現れた御来光は我々の幸運を感じさせるものでした。
最後にこの企画を立案された後藤委員長以下の関係者に感謝します。
交流の旅に参加して(企画運営委員 中国語講座副運営委員長 宇野浩二)
今回の「国父記念館の交流行事 台湾の旅」の企画が出た際、友の会ならではの貴重な体験ができるのでは、中国語講座で学んだ事を活用できるのでは、との2つの動機で応募しました。台湾は今回が初めてです。主たる国父記念館訪問では驚きの連続でした。
記念館の孫文銅像が大きく偉大で、また、義衛兵に守られ、国でいかに重要な存在であるかを目の当たりしたこと。記念館の方々に熱烈歓迎されたこと。そして音楽協会の方の演奏、演唱が素晴らしく、現地の来館者も盛り上がったこと。音楽に国境は無いのだと感じました。
行程は九份、国父記念館、故宮博物院、日月潭(遊覧船探訪)、阿里山山頂(早朝ご来光)、他多数と盛りだくさんで、各所で見どころが多く、再訪して詳しく理解したいと思いました。
この旅の中で、友の会会員と国際音楽協会の方が、同じ乗り物に乗り、円卓で食事をし、話をすることで相互理解が深まり、これも交流の旅の成果ではなかったかと思います。
中国語については、聞き取れないことが多く学習が足りないと痛感しながらも、何気なく使った中国語が問題なく通じたときには嬉しく、学習意欲が湧きました。
旅の3日目、埔里の昼食の後、阿里山(台北から約350km南)に向かいます。御一行のバスは高速道路、葛折れの山道を走り、3時間ほどで途中の奮起湖駅にて休憩、登山鉄道の機関車庫を見学した後、さらに1時間バスに揺られて阿里山閣ホテルに到着。静かな山林に囲まれ、ホテルも周辺にも店は無し。フロントに聞くと(中国語で!)山頂は気温10度とのことで防寒着をレンタルし、翌朝に備え早めに就寝。
4日目、3時起床4時出発で、暗闇の平沼駅にて一同登山トロッコ列車に乗り込む。満員の列車に揺られ約25分で山頂の祝山駅へ到着。暗い山頂が薄明るくなるにつれ、霧に覆われた周囲が見えてきて、一同不安に。霧が流れるのを祈りつつ、日の出までの時間を売店の小吃で腹ごしらえ。霧で諦め帰る観光客が出る中、日の出時間5時50分、薄くなった霧から透けるようにご来光が射し込み、周囲は歓喜の声!銘々記念写真を撮り、お祈りする方もあり、皆さま満足の表情でした。お疲れ様でした。また行きましょう。謝謝。
台湾国父記念館交流の旅参加者の声 (企画運営員 宮本 博)
交流会は、旅行会社陸社長の根回しのお陰も有り、後藤企画運営委員長の頑張りもあり、国父紀念館の素晴らしい受け入れ態勢で、大成功で終われたのは誇らしくもあり、感謝の一言に尽きます。全員無事に怪我も無く、病気も無く交流会の旅が終われたのは、何よりでした。友の会の役員の皆様と張先生のグループの方々の気配りのお陰と思います。林会長他スタッフの皆様、交流会の成功おめでとうございます。館長室でのお茶とアイスクリームの接待は美味しかったです!
台湾国父記念館交流の旅 (友の会会員 加茂建二)
台湾は私の生まれ故郷であると同時に、現役時代の台北事務所(工場は高雄)への何回かの出張、退休後のシルバーカレッジ中国語同好会の旅行と、今回が7回目でしたが「充実感」という点ではもっとも印象に残るものの一つでした。
それはとりもなおさず、国父記念館館長をはじめとした関係者の肌で感じられる温かいもてなしに触れ、歌と演奏を通じて現地の方々との交流ができたからだと思います。(‘♪阿里山♪’は鳥肌が立ちました)
関空集合時は顔見知りの方がほとんど居なくて些か心細かったですが、国際音楽協会のたくさんの方々と知り合えたのも充実感を感じる大きな要因になっています。有難うございました。
台湾での素晴らしい出逢いに感謝! 後藤 みなみ
おかげさまで、台湾国父紀念館の交流の旅は無事に終えることができました。参加者の感想を読んで、何とか喜んでいただけたようで、ほっとしています。
孫文を通じて、母国台湾での素晴らしい人々や風景を触れてもらえたことにより、日本と台湾の絆は更に深めたかと思います。この出逢いを大切に移情閣友の会の趣旨に沿っった草の根活動を今後もこつこつ重ねていきたい。
最後に台湾国父紀念館のみなさま、神戸台湾華僑総会陸会長・NPO国際音楽協会張文乃先生、出演者、友の会林会長・役員、そしてツアーに参加してくださったみなさまに心から感謝申し上げます。
台湾を好きなり、また行きたいと思える旅で会って本当によかったです。謝謝大家!
移情閣,孫文,記念館
Posted by 移情閣友の会 at
2016年08月29日 22:55
│友の会活動
孫文ゆかりの地フィールドワーク事前学習会に参加して
8月26日(金)の午後、県立のじぎく会館で友の会主催「孫文ゆかりの地フィールドワーク」の事前学習会が開催されました。「フィールドワーク」は、孫文生誕150周年記念事業の一つとして11月12日(土)に実施されます。のじぎく会館は、JR元町駅を北へ出て、県庁舎1号館東端にある①「孫中山先生大アジア主義講演会の地」の銘板を左に見て北上、相楽園の東の坂をさらに上がったところです。この道の突き当り、諏訪山公園金星台には②「孫文先生諏訪山潜居の地」の銘板が設置されています。同会館は、フィールドワーク4地点の2地点に近く、「フィールドワーク」当日のスタート地点でもあり、まことに、地の利を得ています。
学習会では、孫文記念館の蒋海波主任研究員から、深い学識に裏付けられた興味深い話を聞きました。特に、②の説明には息を止め聞き入りました。1913年、袁世凱に反対する第二革命に失敗した孫文は、8月9日、亡命者として、夜陰に乗じて神戸に上陸します。刺客に狙われる孫文、それをかくまう神戸の孫文支援人士の駆け引き、一席の講談以上にスリルがありました。
学習会が終わり、途中、③中華同文学校外壁の「孫中山先生来訪之地」の銘板を確認し、関帝廟の普度勝会に参加しました。関帝廟では、長いお線香でお参りした後、友の会の林同福会長から普度勝会の説明を聞きました。ビールと精進料理がおいしかった。
(友の会会員 橘 雄三)
学習会では、孫文記念館の蒋海波主任研究員から、深い学識に裏付けられた興味深い話を聞きました。特に、②の説明には息を止め聞き入りました。1913年、袁世凱に反対する第二革命に失敗した孫文は、8月9日、亡命者として、夜陰に乗じて神戸に上陸します。刺客に狙われる孫文、それをかくまう神戸の孫文支援人士の駆け引き、一席の講談以上にスリルがありました。
学習会が終わり、途中、③中華同文学校外壁の「孫中山先生来訪之地」の銘板を確認し、関帝廟の普度勝会に参加しました。関帝廟では、長いお線香でお参りした後、友の会の林同福会長から普度勝会の説明を聞きました。ビールと精進料理がおいしかった。
(友の会会員 橘 雄三)
移情閣,孫文,記念館
Posted by 移情閣友の会 at
2016年08月29日 00:06
│友の会活動
2016総会・特別講演会・懇親会を終えて
2016年4月30日11時より孫文記念館ホールにて総会・特別講演会を開催しました。
会員数239名うち出席41名、委任状85通で過半数に達し、総会成立宣言し、司会進行はコーラス同好会 島田 揚子氏が担当しました。
はじめに開会のあいさつで林 同福会長より「10の同好会の親睦・研鑽・交流の場をグローバルに広げてゆき、すべての事業が順調に成功して、2015年度を終える事が出来た。これを礎に2016年度は、孫文生誕150周年であたり、更なる、効果的イベントを開催し、なかでも特に台湾国父紀念館への交流の旅には、1人でも多くの参加者を募り友の会を活性化させたいと思う所存である」と、友の会のこれからの発展を期待したいと挨拶された。
来賓として兵庫県園芸・公園協会舞子公園管理事務所所長 西村 昌隆氏、孫文記念館事務局次長 中部 正博氏、研究員 蒋 海波氏がご臨席を賜わりました。西村所長が来賓代表してごあいさついただきました。「孫文生誕150周年と同じく、当公園内武藤邸も来年武藤山治生誕150周年を迎える。今年も舞子公園秋の芸術祭で友の会と協力してコラボレーションをしながら共に活性化していきたい。PRとして、「巨樹」のチラシがあるので、巨樹パワーを貰ってください。」とお互いの連携を図ることで繁栄していきたいと述べられた。
議長選出 吉村 晴夫氏より三上 隆氏の推薦があり、拍手で議長決定した。
第一号議案 2015年度事業報告
企画運営委員長後藤みなみ氏より事業報告。移情閣まつりは舞子公園5館合同フェスティバルと同日開催、中国留学生との交流もでき、参加者220名、新規入会もあり、成功裏に終えた。新春つどいは、49名の参加と大幅増、会員親睦と交流ができた。移情閣だより2回発行。宣伝広告はホームページFacebookの充実をはかった。
第二号議案 2015年度決算報告
収入予算:641,300円 収入決算:854,278円
支出予算:641,300円 支出決算:590,511円
結果、当期は263,767円の余剰、次期繰越金:1,004,717円
第三号議案 会計監査報告
2016年4月2日に監事の喜多村 クニ子氏と渡利 慶昭氏により会計監査を行った結果、通帳、会計証拠書類など全てに、証拠があり、一切、相違が無く、正確性かつ妥当性に於いて、申し分なく、2015年度決算書について承認したことが報告された。
第四号議案 2016年役員等選出並びに承認
会長:林 同福 副会長:河合 純子 顧問:山田 敬三 企画運営委員長:後藤 みなみ 副委員長:三上 隆 中西 敦彦
委員:石井 千寿 内山 茂樹 宇野 浩二 島田 揚子 園田 昊 中山 文 吉村 晴夫 若林 明 坂井 良行 宮本 博
監事:九野 早智子 鳥本 次郎
事務局:西山 恵美子 渡利 慶昭 会計:畠田 裕子を選出され、満場一致で承認された。
第五号議案 2016年度事業計画案
移情閣まつり・交流会、新春のつどいのほか、孫文生誕150周年記念事業、台湾交流の旅、同好会合同フェスティバル等。宣伝広告にホームページ、Facebookの運用の充実化、移情閣だよりを年3回になど会員増を図る事業計画で満場一致で承認された。
第六号議案 2016年度予算案
2015年度支出590,511円の実績に対して、2016年度は725,200円を計上した。孫文生誕150周年記念事業などの実施、友の会のPRのため宣伝広告費などの増額。満場一致で承認される。
以上、すべての議案が承認された。
・議長解任 大きな拍手をもって、議長解任
・連絡事項
①台湾への交流旅行は8月19日~23日(3泊4日)の日程です。奮ってご参加ください。
②太極拳同好会2015年度末もって解散された。
③越劇同好会は2016年度から活動再開・11月26日神戸学院大学有瀬キャンバスにて観賞会開く予定。中山 文代表の新刊「越劇の世界」2割引で購入できる。
④5月8日神戸地区中国留学生新入生歓迎会のご案内
⑤愛新 翼館長の「四文字熟語」講座のご案内。
⑥中国文化同好会例会案内:5月15日中国語講座生で企画運営委員の宮本 博氏による「成都・台湾留学体験記」、7月17日は中国古代史同好会代表吉村 晴夫氏が「秘色の碗-楊貴妃が愛した日本人とその背景」と題して講演の予定。また、同氏のハンドクラフト展が5月7日~12日、元町トアギャラリーにて開催される。
最後の閉会の言葉は河合 純子副会長より友の会の活動をいかに地域との連携を図るかにかかると今後の方向性を提言して閉会の挨拶を述べた。
続きましての特別講演会は、12時より孫文記念館名誉館長の安井 三吉氏に「記念される孫文」と題して講演をいただきました。孫文と日本・神戸の深い絆を再認識のできた、大変興味深い内容であった
親睦会は会場をTio舞子7階「海彩園」に移し、講師の安井 三吉先生、愛新 翼館長をお招きして13時より開催しました。会員間色々と情報交換もでき、余興には、宮崎政義さんによる「草原情歌」などのバイオリン演奏、斎木賢一さんによる日本語詩吟、米家哲郎さんの中国語の漢詩詩吟などに大きな拍手が送られた。会員の親睦と交流をはかることができました。
会員数239名うち出席41名、委任状85通で過半数に達し、総会成立宣言し、司会進行はコーラス同好会 島田 揚子氏が担当しました。
はじめに開会のあいさつで林 同福会長より「10の同好会の親睦・研鑽・交流の場をグローバルに広げてゆき、すべての事業が順調に成功して、2015年度を終える事が出来た。これを礎に2016年度は、孫文生誕150周年であたり、更なる、効果的イベントを開催し、なかでも特に台湾国父紀念館への交流の旅には、1人でも多くの参加者を募り友の会を活性化させたいと思う所存である」と、友の会のこれからの発展を期待したいと挨拶された。
来賓として兵庫県園芸・公園協会舞子公園管理事務所所長 西村 昌隆氏、孫文記念館事務局次長 中部 正博氏、研究員 蒋 海波氏がご臨席を賜わりました。西村所長が来賓代表してごあいさついただきました。「孫文生誕150周年と同じく、当公園内武藤邸も来年武藤山治生誕150周年を迎える。今年も舞子公園秋の芸術祭で友の会と協力してコラボレーションをしながら共に活性化していきたい。PRとして、「巨樹」のチラシがあるので、巨樹パワーを貰ってください。」とお互いの連携を図ることで繁栄していきたいと述べられた。
議長選出 吉村 晴夫氏より三上 隆氏の推薦があり、拍手で議長決定した。
第一号議案 2015年度事業報告
企画運営委員長後藤みなみ氏より事業報告。移情閣まつりは舞子公園5館合同フェスティバルと同日開催、中国留学生との交流もでき、参加者220名、新規入会もあり、成功裏に終えた。新春つどいは、49名の参加と大幅増、会員親睦と交流ができた。移情閣だより2回発行。宣伝広告はホームページFacebookの充実をはかった。
第二号議案 2015年度決算報告
収入予算:641,300円 収入決算:854,278円
支出予算:641,300円 支出決算:590,511円
結果、当期は263,767円の余剰、次期繰越金:1,004,717円
第三号議案 会計監査報告
2016年4月2日に監事の喜多村 クニ子氏と渡利 慶昭氏により会計監査を行った結果、通帳、会計証拠書類など全てに、証拠があり、一切、相違が無く、正確性かつ妥当性に於いて、申し分なく、2015年度決算書について承認したことが報告された。
会長:林 同福 副会長:河合 純子 顧問:山田 敬三 企画運営委員長:後藤 みなみ 副委員長:三上 隆 中西 敦彦
委員:石井 千寿 内山 茂樹 宇野 浩二 島田 揚子 園田 昊 中山 文 吉村 晴夫 若林 明 坂井 良行 宮本 博
監事:九野 早智子 鳥本 次郎
事務局:西山 恵美子 渡利 慶昭 会計:畠田 裕子を選出され、満場一致で承認された。
第五号議案 2016年度事業計画案
移情閣まつり・交流会、新春のつどいのほか、孫文生誕150周年記念事業、台湾交流の旅、同好会合同フェスティバル等。宣伝広告にホームページ、Facebookの運用の充実化、移情閣だよりを年3回になど会員増を図る事業計画で満場一致で承認された。
第六号議案 2016年度予算案
2015年度支出590,511円の実績に対して、2016年度は725,200円を計上した。孫文生誕150周年記念事業などの実施、友の会のPRのため宣伝広告費などの増額。満場一致で承認される。
以上、すべての議案が承認された。
・議長解任 大きな拍手をもって、議長解任
・連絡事項
①台湾への交流旅行は8月19日~23日(3泊4日)の日程です。奮ってご参加ください。
②太極拳同好会2015年度末もって解散された。
③越劇同好会は2016年度から活動再開・11月26日神戸学院大学有瀬キャンバスにて観賞会開く予定。中山 文代表の新刊「越劇の世界」2割引で購入できる。
④5月8日神戸地区中国留学生新入生歓迎会のご案内
⑤愛新 翼館長の「四文字熟語」講座のご案内。
⑥中国文化同好会例会案内:5月15日中国語講座生で企画運営委員の宮本 博氏による「成都・台湾留学体験記」、7月17日は中国古代史同好会代表吉村 晴夫氏が「秘色の碗-楊貴妃が愛した日本人とその背景」と題して講演の予定。また、同氏のハンドクラフト展が5月7日~12日、元町トアギャラリーにて開催される。
最後の閉会の言葉は河合 純子副会長より友の会の活動をいかに地域との連携を図るかにかかると今後の方向性を提言して閉会の挨拶を述べた。

親睦会は会場をTio舞子7階「海彩園」に移し、講師の安井 三吉先生、愛新 翼館長をお招きして13時より開催しました。会員間色々と情報交換もでき、余興には、宮崎政義さんによる「草原情歌」などのバイオリン演奏、斎木賢一さんによる日本語詩吟、米家哲郎さんの中国語の漢詩詩吟などに大きな拍手が送られた。会員の親睦と交流をはかることができました。
移情閣,孫文,記念館
Posted by 移情閣友の会 at
2016年05月16日 22:51
│友の会活動
神戸地区中国留学生学友会春節晩会に参加して
2016年2月5日18時より兵庫県国際交流会館3階ホールにて、昨年から親交のある神戸地区中国留学生学友会の主催の春節晩会に、神戸大学名誉教授・孫文記念館名誉館長の安井三吉先生が来賓あいさつされ、友の会からは山田敬三顧問、後藤みなみ企画運営委員長と中国語講座生の宮本博さん等が参加しました。
春節晩会の演目は、神戸華僑総会の獅子隊による中国獅子舞で始まり、二人で踊る獅子は、中国の太鼓や銅羅の音楽に合わせて、会場を回って参加者の頭を撫で撫でして踊られました。また、参加者からご祝儀をいれられた度に拍手喝采が起こり、大いに賑わいました。私たちにも頭をなでられたから、今年は幸運に恵まれることと期待を膨らせて、留学生が作った美味しい中華料理と中国では形が財宝に似ているから新年の縁起物として食される「水餃子」をいただきながら交流を深めることができました。
ほかにも、神戸外国語大学の大学生が中国語の歌を披露したり、最後は、友の会新春のつどいに参加してくれた2015年度会長の鐘 白璐さんによる新彊の華麗なお踊りで締めくくられました。このイベントで学友会の新旧会長が交代され、新しい会長 鈕龍さんに名刺を交換し手あいさつを交わしました。今後もお互いに交流を深めることを約束して帰路につきました。



春節晩会の演目は、神戸華僑総会の獅子隊による中国獅子舞で始まり、二人で踊る獅子は、中国の太鼓や銅羅の音楽に合わせて、会場を回って参加者の頭を撫で撫でして踊られました。また、参加者からご祝儀をいれられた度に拍手喝采が起こり、大いに賑わいました。私たちにも頭をなでられたから、今年は幸運に恵まれることと期待を膨らせて、留学生が作った美味しい中華料理と中国では形が財宝に似ているから新年の縁起物として食される「水餃子」をいただきながら交流を深めることができました。
ほかにも、神戸外国語大学の大学生が中国語の歌を披露したり、最後は、友の会新春のつどいに参加してくれた2015年度会長の鐘 白璐さんによる新彊の華麗なお踊りで締めくくられました。このイベントで学友会の新旧会長が交代され、新しい会長 鈕龍さんに名刺を交換し手あいさつを交わしました。今後もお互いに交流を深めることを約束して帰路につきました。



移情閣,孫文,記念館
Posted by 移情閣友の会 at
2016年02月10日 17:45
│友の会活動
2016新春のつどいを終えて
毎年恒例の移情閣友の会新春のつどいは2016年1月31日11:00より中国料理天安閣にて開催し、総勢49名の参加がありました。
はじめに、林同福会長が新年のごあいさつを申し上げて、孫文生誕150周年に当たる今年は、11月の孫文月間には神戸孫文ゆかりの地フィールドワークと台湾国父記念館と交流の旅を計画していることが報告された。
講演の部では、神戸華僑総会鮑悦初会長による「中国食文化と中華料理」と題してお話をいただき、食文化の違いなどについての理解を深めることができました。その後、天安閣畑啓喜料理長に家にできる本格中華の作り方やおいしく料理するコツなどを教えてもらってから、前菜、ふかひれスープ、海老炒飯などを美味しくいただきました。伝授していただいた「エビの北京風タルタルソース」をしっかりと作り方や味を覚えて帰ってから家でもチャレンジしたいなと思いました。


続きまして、新年会の部に移り、山田敬三顧問による乾杯音頭のあと、愛新翼孫文記念館館長の来賓挨拶があり、30日にアメリカから帰国されたばかりの愛新館長から土産話としてアメリカの華僑や中華料理などについて話も聞けて良かったです。
昨年移情閣まつりで交流のあった神戸地区中国留学生学友会からは、鐘白璐会長がご出席してくださいました。今後もお互いに交流を深めていきましょう。さらに嬉しいことに、昨年神戸ロドニー賞受賞されたコーラス同好会指導の張文乃先生もご臨席いただいたうえ、理事長されている国際音楽協会の岡本安見理事を友の会に紹介してくださり、早速ご入会をいただきました。感謝です。
余興には二胡同好会の梅田敬子さんと三木みどりさんによる演奏で始まり、張文乃先生の指揮で参加者が「大海阿故郷」を歌い、最後に友の会の歌「かけはし舞子移情閣」で閉めました。
つどいの中、 司会の後藤企画運営委員長によるエピソートを交えながらの参加者一人一人の紹介があり、にぎやかな雰囲気の中で、会員間の親睦と交流を図ることができました。会員のますますのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、今後の友の会の活動にさらなるご理解とご支援を祈願して終わりの言葉を述べて閉会しました。
移情閣,孫文,記念館
Posted by 移情閣友の会 at
2016年02月04日 18:26
│友の会活動
孫文2015 音楽と講演の会を終えて
今年の孫文月間で、移情閣友の会が主催の「音楽と講演の会」は2015年11月15日(日)14時より孫文記念館にて開催いたしました。本日は、神戸マラソンと重なり、交通規制もある中、一般参加が31名、中文同好会より10名、音楽の部の出演でコーラス同好会11名、二胡同好会17名のほか、来賓・実行委員など加えて、総計82名の参加がありました。

はじめに、移情閣友の会林 同福会長が開会のごあいさつを述べたあと、司会で友の会の企画運営委員長後藤 みなみにより来賓を紹介。本日は、ご多忙の中、舞子公園管理事務所西村 昌隆所長、孫文記念館からは安井 三吉名誉館長、愛新 翼館長、中村 伸彦事務局長のほか孫中山記念会片山 啓理事にご臨席をいただきました。来賓を代表して、孫文記念館愛新館長が挨拶されましたあと、音楽の部をスタート。
最初は、コーラス同好会が張 文乃先生指揮のもとで、中国語と日本語の歌で計4曲 ① かけ橋舞子の移情閣 ② 在銀色月光下 ③ 媽媽(ママ)我愛你 ④ 静夜思)を披露され、最後は参加者といっしょに「かけ橋舞子の移情閣」を全員で合唱しました。歌いながら、ここ移情閣は、日本と中国・台湾のかけ橋になっていることを実感しました。
続きまして、二胡同好会による演奏を聞いていただきました。今日演奏されたのは、① 大海阿故郷 ② 移情閣組曲(1)六角亭ジグ ③ 移情閣組曲(3)イカナゴ狂騒曲 ④ 歓楽頌(喜びの歌)の4曲です。二胡同好会指導の鳴尾 牧子先生は、本日のために中国から買ってきた楊琴を初披露。アンコールでは、さる10月10日(土)移情閣祭りでの演奏が大好評だった「賽馬」を楽しんでいただけました。
講演の部では、「孫文時代の神戸華僑ー新参客家と台湾商人を中心にー」について、兵庫県立大学経済学部教授・神戸華僑歴史博物館副館長の陳 来幸さんに講演していただきました。
孫文と神戸華僑について詳しく述べたあと、副題の新参客家と台湾商人を中心にの中で、母の実家である台湾大甲の帽子商人について知ることができて、よかったです。
神戸華僑・日本華僑・世界華僑について専門である陳先生ならではのわかりやすい内容は新鮮で大変興味深かった。あっという間の2時間でした。
おわりに、友の会山田 敬三顧問により謝辞と閉会の言葉が述べられました。これをもちまして、友の会主催の孫文月間「孫文2015」の行事は、無事に終えることができ、皆様のご協力に感謝申し上げます。





孫文と神戸華僑について詳しく述べたあと、副題の新参客家と台湾商人を中心にの中で、母の実家である台湾大甲の帽子商人について知ることができて、よかったです。
神戸華僑・日本華僑・世界華僑について専門である陳先生ならではのわかりやすい内容は新鮮で大変興味深かった。あっという間の2時間でした。
おわりに、友の会山田 敬三顧問により謝辞と閉会の言葉が述べられました。これをもちまして、友の会主催の孫文月間「孫文2015」の行事は、無事に終えることができ、皆様のご協力に感謝申し上げます。
移情閣,孫文,記念館
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2015年11月15日 23:37
│友の会活動
2015移情閣まつり&交流会を終えて
続きましては、移情閣ホールにて司会進行の宇野浩二企画運営委員により、音楽表演と中国文化公開講座などをスタート。
はじめにコーラス同好会による表演は、指導の張文乃先生指揮の下で、ピンクのチャナドレスをまとった会員の皆様による「你好!初次見面」「村まつり」「平和友誼之歌」「かけはし舞子の移情閣」の4曲を披露されました。
それからは、二胡同好会による「大海阿故郷」と指導の鳴尾牧子先生が作曲された「移情閣組曲」の中から2曲を演奏。アンコールで「賽馬」の演奏で二胡の楽器から馬の愉快な鳴き声が飛び出て参加者一同がびっくり、それから満足の表情になっていきました。
また、今年初めての取組として、移情閣まつり&交流会を兵庫県立舞子公園秋の芸術祭・5館合同フェスティバルとの同時開催を実施しました。13時30分からは孫文記念館西側特設舞台にて、KFC神戸秧歌隊25名による華麗な秧歌踊りを披露していただいたあと、移情閣太極拳同好会による演武で参加しました。
それからはマジックショーをはさんで、14時30分より「いっしょに歌おう」で再び。移情閣コーラス同好会による表演がありました。歌詞カードと空きビール缶などで作った打楽器を来場者に配布し、「村まつり」「かけはし舞子の移情閣」「証城寺の狸ばやし」などを観客とご一緒に歌い、日本語と中国語の歌を楽しでいただきした。最後に、移情閣二胡同好会による「移情閣組曲」などを演奏で音楽などを通じて、地域との交流を深めることができました。
また、当日準備した100部の友の会の案内などを参加者に配布し、友の会の活動を広くPRすることができました。テントに設けた会員募集受付コーナーでは、早速新規の申込があり、より多くの方々に友の会を知ってもらえる良い機会を得られて、感謝しています。
後片付けを終えたあとで、打ち上げ会を孫文記念館北側芝生広場にて開催しました。今年の祭りに招待した神戸地区留学生学友会からは6名と本日一番の立役者である祭り実行委員と協力員の皆様などで、30数名が参加されました。一日よく働いた後の一杯は実にうまい!余韻を残す中、私たち自身も楽しめることができて、参加してくださった皆様にも喜んでいただけたかという充実感に浸し、最高の祭りでした。名残りを惜しみつつ、来年また、お会いしましょう!と再会を誓い、それそれ帰途につきました。良き友のに恵まれて、すべてに感謝です。謝謝!明年再見!
移情閣,孫文,記念館
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2015年10月12日 15:45
│友の会活動
関帝廟普度勝会見学&精進料理を楽しみ会を終えて
8月28日(金)神戸関帝廟の盂蘭盆会が賑やかに始まりました。関帝廟は朱塗りの門、屋根の上の青い二頭の龍、極彩色の中国風寺院です。関帝廟は三国志の英雄である関羽を祀ったお寺で、関羽は信義に厚く約束を守るとの伝説で商売にもつながるとのことで華僑からの信仰が厚い。 「盂蘭盆会ー水陸普度勝会」は一年で一番賑わう行事です。 移情閣友の会は林同福会長の案内で15名の会員が参加しました。「冥宅」と言う竹と紙で作った家の模型や紙でできた貨幣等が台に飾られ、お経を唱え華僑の皆様が先祖のご供養と商売繁盛を祈ります。林会長の丁寧な説明と美味しい精進料理を頂き、参加した会員は楽しいひと時を過ごすことが出来ました。謝謝!(吉村晴夫)


移情閣,孫文,記念館
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2015年09月07日 14:15
│友の会活動
2015総会特別講演会講演録
「20世紀中国と孫文の国家デザイン」
孫文記念館副館長 西村 成雄さん
孫文は20世紀中国の政治的象徴であり、1928年秋にはじめて天安門に孫文の肖像が掲げられた。孫文は12~18歳をハワイで教育を受けた。当時ハワイには約4万人の華僑が生活しており、その後の革命運動の基盤となった。
多様性のアメリカはどのように政治的に統合されてきたのか。孫文のアメリカ体験は、大統領制・三民主義などの新しい国家デザインをもって1912年中華民国を樹立する思想的起点となった。また、孫文の足跡はグローバルに展開し、日本(もちろん神戸も)、東南アジア、香港、アメリカ、イギリス、フランスなど20世紀冒頭の世界航路をたどっている。その間の「船上」での生活と思索は合計約2年以上に及び、そこで政治理念の具体化が図られたともいえる。
それと照応するように、孫文関連の記念館はある統計によれば世界で46か所あり、毎年そうした記念館の連席会議が開催され、愛新館長も参加されてきた。まさにグローバルな政治家としての孫文の立ち位置を示している。
孫文の三段階の国家デザインの特徴は、革命後の軍政から国民を政治的に訓練する訓政段階を経て、憲政段階に移行する政治発展の構想力にあった。孫文は憲政段階を見ること亡くなるが、今もなお、憲政移行構想は様々な局面で中国政治空間に再生する生命力を持っていることが明らかになっている。
以上の今回の講演は、中国近代史に大きな足跡を残した孫文の個人生活史にも触れた、たいへん興味深い有意義な論点が出されたものでした。 (2015.4.26 於 孫文記念館1階ホール)

孫文記念館副館長 西村 成雄さん
孫文は20世紀中国の政治的象徴であり、1928年秋にはじめて天安門に孫文の肖像が掲げられた。孫文は12~18歳をハワイで教育を受けた。当時ハワイには約4万人の華僑が生活しており、その後の革命運動の基盤となった。
多様性のアメリカはどのように政治的に統合されてきたのか。孫文のアメリカ体験は、大統領制・三民主義などの新しい国家デザインをもって1912年中華民国を樹立する思想的起点となった。また、孫文の足跡はグローバルに展開し、日本(もちろん神戸も)、東南アジア、香港、アメリカ、イギリス、フランスなど20世紀冒頭の世界航路をたどっている。その間の「船上」での生活と思索は合計約2年以上に及び、そこで政治理念の具体化が図られたともいえる。
それと照応するように、孫文関連の記念館はある統計によれば世界で46か所あり、毎年そうした記念館の連席会議が開催され、愛新館長も参加されてきた。まさにグローバルな政治家としての孫文の立ち位置を示している。
孫文の三段階の国家デザインの特徴は、革命後の軍政から国民を政治的に訓練する訓政段階を経て、憲政段階に移行する政治発展の構想力にあった。孫文は憲政段階を見ること亡くなるが、今もなお、憲政移行構想は様々な局面で中国政治空間に再生する生命力を持っていることが明らかになっている。
以上の今回の講演は、中国近代史に大きな足跡を残した孫文の個人生活史にも触れた、たいへん興味深い有意義な論点が出されたものでした。 (2015.4.26 於 孫文記念館1階ホール)
移情閣,孫文,記念館
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2015年07月13日 12:57
│友の会活動
孫文学検定第2回のご案内及び第1回勉強会のご報告
第2回孫文学検定準備委員会勉強会のお知らせ
日 時: 2015年7月11日(土) 15:00~16:00
会 場: 移情閣2階 講義室
演 題:「孫文と日本・神戸について」
講 師:孫文記念館研究員 蒋 海波さん
参加費: 無料(ただし要入館料)
<お問い合わせ・お申込み>
移情閣友の会事務局
後藤迄(090-8536-2913)
第一回は2015年6月13日(土)企画運営委員会の後、15時から孫文記念館研究員・蒋 海波氏により「孫文学検定」の勉強会として「孫文の生涯とその革命事業」についての講義が行われた。
孫文に関する優れた著書の紹介に始まり、孫文の出身地である広東省は当時の清王朝唯一の開港地のため国外に関する知識がある先進都市であったと解説され、その中で孫文が革命の志を抱き、その思想を発展させていった経緯と歴史的事件やその背景と孫文の活動について我々浅学の輩にも大変わかりやすく講義が行われた。
そして気が付くと終了予定時刻。時計に目をやった先生が「時間がきましたが・・・」と気になさっても、「もっと続けてください」との聴講者からの複数の発言がでたほどに興味深く楽しい内容だった。
(企画運営副委員長 荒木 伸春 記)
移情閣,孫文,記念館
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2015年07月09日 19:32
│友の会活動
5月9日神戸地区中国留学生学友会と交流してきました。
5月1日友の会のホームページにて神戸地区中国留学生新入生歓迎会(交流会)をご案内したところで、早速新規会員の原口さんから参加の申し込みがあり、嬉しかったです。当日は、山田顧問がお見えのほか、会員である明石日中協会の大西さんも招待されました。企画運営委員会からは中国語サロン代表の宇野さんと中文同好会世話人の藤原さんと若手ホープの井上さんと委員長が参加し交流を深めてきました。
2015年度中国からの留学生は神戸大学だけでも180名ほどが入学されたそうです。5月9日交流会当日、会場の兵庫県国際交流会館3階ホールには100名以上の留学生が詰めかけた盛況ぶりでした。留学生が歌ったり、中国の踊りをしたり、抽選会もあり、楽しいひと時を過ごすことができてました。
昨年12月20日友の会30周年記念フォーラムの際には、神戸地区中国留学生学友会が大勢手伝いに来てくださり、その御礼に、今年度は10月開催予定の「移情閣まつり2015」に招待することにしています。会員の皆様と交流を図るイベントを計画中です。学友会会長で神戸大学博士課程の鐘白路さんからは、ぜひ交流したいとよい返事をいただており、今からが楽しみです。
2015年度中国からの留学生は神戸大学だけでも180名ほどが入学されたそうです。5月9日交流会当日、会場の兵庫県国際交流会館3階ホールには100名以上の留学生が詰めかけた盛況ぶりでした。留学生が歌ったり、中国の踊りをしたり、抽選会もあり、楽しいひと時を過ごすことができてました。
昨年12月20日友の会30周年記念フォーラムの際には、神戸地区中国留学生学友会が大勢手伝いに来てくださり、その御礼に、今年度は10月開催予定の「移情閣まつり2015」に招待することにしています。会員の皆様と交流を図るイベントを計画中です。学友会会長で神戸大学博士課程の鐘白路さんからは、ぜひ交流したいとよい返事をいただており、今からが楽しみです。


移情閣,孫文,記念館
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2015年05月13日 18:26
│友の会活動
第1回企画運営委員会及び特別研修会を終えて
2015年度5月9日新体制でのスタートを切りました。昨年度引き続き、今年も各同好会の代表または世話人や一般会員代表などによる構成で友の会を運営していきます。当日は、13時から移情閣2階講義室にて第1回企画運営員会を開催しました。
①総会の報告と反省 ②年間行事日程の確認 ③新体制の連絡網④委員の役割分担、⑤だより編集委員の選任 ⑥ホームページの運営などについて、話し合いました。それから14時より15時半までは委員の特別研修会として「移情閣上棟100周年特別講演会」にも参加しました。

移情閣上棟100周年特別講演会では、移情閣の修復などにかかわっていた神戸大学名誉教授の足立 裕司先生の「孫文記念館の歴史ー建物が語ること、そして現在からの問いかけー」と題しての講演を聞きました。
呉錦堂と移情閣の建築からわかること 1 移情閣に建つ舞子という場所について 2 呉錦堂という人について 3 移情閣の修復について 4修復からわかった移情閣の建設の経緯等々。友の会の活動拠点としての移情閣について、いろいろ知ることができて、親しみがこみ上げました。これからも大切に利用させていただき、友の会の会員ほか、たくさんの方々と楽しく集い、日中交流の花を咲かせていけたらいいなと考えております。
講演会の後は、2015年度「移情閣だより」編集委員が友の会の部屋で打ち合わせ会を開きました。今年度は、二胡同好会の荒木さんと中国古代史の吉村さんが新メンバーとして加わり、昨年度委員の九野さんと後藤の4名で担当することになっています。構成内容やそれぞれの分担を決め、8月1日の発行に向けて動き出しました。では、楽しみにしていてください。
①総会の報告と反省 ②年間行事日程の確認 ③新体制の連絡網④委員の役割分担、⑤だより編集委員の選任 ⑥ホームページの運営などについて、話し合いました。それから14時より15時半までは委員の特別研修会として「移情閣上棟100周年特別講演会」にも参加しました。

移情閣上棟100周年特別講演会では、移情閣の修復などにかかわっていた神戸大学名誉教授の足立 裕司先生の「孫文記念館の歴史ー建物が語ること、そして現在からの問いかけー」と題しての講演を聞きました。
呉錦堂と移情閣の建築からわかること 1 移情閣に建つ舞子という場所について 2 呉錦堂という人について 3 移情閣の修復について 4修復からわかった移情閣の建設の経緯等々。友の会の活動拠点としての移情閣について、いろいろ知ることができて、親しみがこみ上げました。これからも大切に利用させていただき、友の会の会員ほか、たくさんの方々と楽しく集い、日中交流の花を咲かせていけたらいいなと考えております。
講演会の後は、2015年度「移情閣だより」編集委員が友の会の部屋で打ち合わせ会を開きました。今年度は、二胡同好会の荒木さんと中国古代史の吉村さんが新メンバーとして加わり、昨年度委員の九野さんと後藤の4名で担当することになっています。構成内容やそれぞれの分担を決め、8月1日の発行に向けて動き出しました。では、楽しみにしていてください。
移情閣,孫文,記念館
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2015年05月11日 19:16
│友の会活動
2015総会を終えて

今年は来賓として、公益財団法人舞子公園管理事務所所長 西村 昌隆様にご臨席を承りました。林 同福会長の代表挨拶のあと、来賓挨拶をしていただきました。今年度舞子公園事務所で舞子公園観光ガイド養成講座の開設、また、10月には5施設合同フェスティバルを予定しています。ぜひ友の会の会員にも参加してほしいとの呼びかけがありました。
なお、第1号議案 会則改正(案)の一部修正の内容は下記の通りです。
第4章 総会 第2条(総会) 総議決権の過半数の出席(委任状を含む)をもって総会は成立するの追加案に対して、討議の結果、「過半数」を「3分の一以上」の出席に訂正して可決されました。
<ほかの改正の要点>
第5章 企画運営委員会
第13条(構成) 2.企画運営委員は
第8章 中国語講座 この項を削除する (2月14日企画運営委員会で中国語講座は同好会方式での運営に変更すると決議したため)
会員の皆様と楽しいひと時を一緒に過ごせることができて、感謝するとともに、無事にすべてのプログラムを終えることができたのは、ひとえ企画運営委員の皆様、係りの皆様のご協力の賜物です。本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。謝謝!(企画運営委員長 後藤 みなみ)
今回始めて総会の手伝いをすることとなった。民間の株主総会を支配しているのは生悪説であると身に染みていた私はこの総会でも不備を指摘されるのではないかと身構えていたが、いざ開会されると、そこを支配していたのは生善説であることに気が付いた。この発見は私にとっては驚きと同時に大きな喜びであった。その気持ちを懐に抱いての懇親会は私の心を高揚させ、臨席の方とも話が弾んだ。更に思いがけない出会いもありますます気分は高揚した。同好会として活動する限りでは友の会を意識することは無いが、総会を終えて感じたのは、友の会は会長をはじめとする善意の集団であり、多くの善意に囲まれて同好会が存在しているのだということだった。総会への出席会員は少ないが、今後は是非総会とその後の懇親会に参加してほしい。そして、私が感じたような善意、温かみ、人の繋がりを味わってほしいと思うのだ。(企画運営副委員長 荒木伸春)
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移情閣,孫文,記念館
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2015年04月28日 12:59
│友の会活動
1月21日中国食文化交流教室に参加して


2015年1月21日12時より兵庫県・海南省 友好提携25周年記念して兵庫県国際交流協会主催の中国食文化交流教室は神戸駅近くの平安閣にて開催され、50名の参加がありました。はじめに移情閣友の会副会長である兵庫県国際交流協会理事の河合 純子さんより開会の挨拶がありました。続きまして、友の会の賛助会員である神戸華僑総会会長鮑 悦初さんによる「中国料理・中国食文化について」ご講演されました。
鮑さんは華僑の3代目です。神戸港開港当時大勢の華僑が移り住み、今年で148年目になるのだそうです。中国は長江(楊子江)を境に南北の主食が米と麺類に分かれます。お米が取れる南はご飯、北は鏝頭・餃子麺類になります。また、有名な麻婆豆腐など四川料理に唐辛子をたくさん使うのは、四川は内陸地で乾燥していて盆地なので暑いから、辛い料理を食べてたくさん汗をかくことで体温調整を図るためだと、なるほどと思いました。
中国では招待される際、出された料理を残すのが礼儀だそうです。面白かったのは、日本人好きなチャーパン実は「残飯」です。前の日に残った物を焼き飯して食べるのであります。また、日本では餃子といえば焼き餃子ですが、中国では餃子は焼かないのです。「水餃子」で食べます。餃子の形は「元宝=中国の昔のお金」の形と似ているので、縁起物としてお正月などで食べる習慣があります。
講演の後、美味しい中華料理を堪能しながらしばし交流することが出来て良かったです。兵庫県国際交流協会が毎年開催しているので、来年も是非参加したいです。
移情閣,孫文,記念館
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2015年02月17日 17:55
│友の会活動
日中関係団体春節の集いに参加して
2015年2月10日(火)12:00より~神戸三宮 「神仙閣」 にて、神戸華僑総会、孫中山記念会など主催の「日中関係団体春節の集い」が開催されました。当日は神戸地区中国人留学生学友会・日中交流組織の日本人学生約20名程、また劉総領事をはじめ中国駐大阪領事館6名が招待され、日中関係者など120名が集いました。移情閣友の会からは林 同福会長、河合 純子副会長、後藤 みなみ委員長、コーラス張 文乃先生とコーラスのメンバーなどが出席しました。
はじめに、移情閣コーラス同好会による公演で「大海阿故郷」を歌い、兵庫県前知事・前孫中山記念会名誉会長貝原 俊民さんを偲んだ。続きまして、神戸華僑総会鮑 悦初会長のよる開会の挨拶があり、来賓の挨拶は兵庫県井戸 敏三知事と中国駐大阪総領事館劉 毅仁さんなどがされたあと、孫文記念館愛新 翼館長が乾杯で美味しい中華料理を舌鼓を打ちながら日中関係者が親交を深めました。
神戸地区中国人留学生学友会や移情閣友の会など4団体の活動紹介の場を設けていただき、林会長と後藤委員長が宣伝しました。参加者には移情閣だより109号を配布し、友の会に対する一層のご理解とご支援を呼びかけました。また、集いの中、兼ねてお世話になった病気療養中の移情閣友の会元会長 黄 耀庭さんに神戸より華僑・友の会などの有志一同が「お早いご回復をお祈りいたしております。ゆっくりご静養なさってください」というお祈りのメッセジーを送ることにしました。
<神戸新聞の記事>
(PDF: 314.91KB)

はじめに、移情閣コーラス同好会による公演で「大海阿故郷」を歌い、兵庫県前知事・前孫中山記念会名誉会長貝原 俊民さんを偲んだ。続きまして、神戸華僑総会鮑 悦初会長のよる開会の挨拶があり、来賓の挨拶は兵庫県井戸 敏三知事と中国駐大阪総領事館劉 毅仁さんなどがされたあと、孫文記念館愛新 翼館長が乾杯で美味しい中華料理を舌鼓を打ちながら日中関係者が親交を深めました。
神戸地区中国人留学生学友会や移情閣友の会など4団体の活動紹介の場を設けていただき、林会長と後藤委員長が宣伝しました。参加者には移情閣だより109号を配布し、友の会に対する一層のご理解とご支援を呼びかけました。また、集いの中、兼ねてお世話になった病気療養中の移情閣友の会元会長 黄 耀庭さんに神戸より華僑・友の会などの有志一同が「お早いご回復をお祈りいたしております。ゆっくりご静養なさってください」というお祈りのメッセジーを送ることにしました。
<神戸新聞の記事>

移情閣,孫文,記念館
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2015年02月12日 12:51
│友の会活動
「2015新春のつどい」を開催しました
新春を祝い、会員の親睦を深めるための「新春つどい2015」を2015年1月24日(土)11時より開催され、林 同福会長をはじめ、孫文記念館愛新 翼館長を含め25名の参加がありました。
第一部は、神戸華僑歴史博物館を見学してから呉 宏明館長さんによる「孫文と神戸華僑」についての講演を聞き、見聞を深めることができました。第二部の親睦会は、講師をお招きして、会場を南京町にある会員さんの東栄酒家に移り、河合 純子副会長も加わり、美味しい中華料理をいただきながら歓談されました。余興にはみなで歌ったりして、あっという間の2時間半でした。
最後に駆けつけた後藤企画運営委員長から閉会の挨拶があり、会員の皆様のますますご健勝とご多幸を祈り、平素友の会対してのご理解とご協力に感謝を申し上げたとともに、今後も実り多き楽しい友の会でありますように、参加者一同のさらなるご理解とご協力をお願いして無事に終えました。



第一部は、神戸華僑歴史博物館を見学してから呉 宏明館長さんによる「孫文と神戸華僑」についての講演を聞き、見聞を深めることができました。第二部の親睦会は、講師をお招きして、会場を南京町にある会員さんの東栄酒家に移り、河合 純子副会長も加わり、美味しい中華料理をいただきながら歓談されました。余興にはみなで歌ったりして、あっという間の2時間半でした。
最後に駆けつけた後藤企画運営委員長から閉会の挨拶があり、会員の皆様のますますご健勝とご多幸を祈り、平素友の会対してのご理解とご協力に感謝を申し上げたとともに、今後も実り多き楽しい友の会でありますように、参加者一同のさらなるご理解とご協力をお願いして無事に終えました。
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2015年01月24日 23:57
│友の会活動
30周年記念フォーラムを終えて
2014年12月20日(土)13:30より、シーサイド舞子ビラ神戸あじさいホールにて移情閣友の会30周年記念フォーラム 「文化交流」と「留学」~子どもたちの未来に向けて~を開催しました。約300名の参加がありました。
はじめに、友の会会長林 同福さんより開会挨拶のあと、来賓代表として孫文記念館館長愛新 翼さん、中国駐大阪総領事館教育室長李春生さんにご挨拶を賜りました。オープンリングに地元の神戸市立歌敷山中学校吹奏楽部により「GUST」「アメンジング・グレース」「クリスマス・イヴ」の3曲を演奏されました。
前半の講演は、友の会元中国語講座講師、現北京日本学研究センター主任教授徐一平さんによる「初めての国費留学生」、また同じく元中国語講座講師、現北京大学教授の滕軍さんによる「日本茶道で博士号」と題して、神戸大学での留学経験やその後の取り組みなどについて講演されたあと、移情閣二胡同好会が「喜洋々」「彩雲追月」「歓楽頌」など3曲の演奏で締めくくりました。
後半の部は、張文乃先生の指揮で移情閣コーラス同好会による「かけ橋舞子の移情閣」「鵲橋」「我愛你塞北的雪」の歌で再開し、続けて東舞子PTA母親コーラスは秋山緑さんの指揮で「道」「Let It Go-ありのままで」の2曲を披露されました。次に、中国語スピーチを兵庫県立商業高等学校明照典子先生の指導で澤田生舞姫さんは「やもりがしっぽを借りる」、西田綺さんは「熊のお母さんが野菜を収穫する」それぞれスピーチコンテストでの入賞作品を披露されました。
後半の講演は、神戸大学留学生センター准教授黒田千晴さんによる「留学生教育の現場から」のご報告と元朝日新聞論説委員・現同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授加藤千洋さんからは「北京の今昔」と題して講演されました。
続いてパネラー4名によるデスカッションや会場からの質問のあと、神戸地区留学生学友会のよるモンゴルの踊りと歌が披露されました。最後は、フォーラム実行委員長神戸大学名誉教授、友の会顧問山田敬三先生による提言で締めくくりました。30周年フォーラムは4時間にわたり盛りたくさんのプログラムを無事に終了いたしました。
また、30周年記念祝賀会は、講師らをお招きして18時より舞子ビラ3階「須磨の間」にて開催されました。当初から関わっていた元会員の方々やこれから友の会の担手になってくださる若い世代が集合し、3歳から87歳まで総勢60名の参加があり、和気あいあいの雰囲気の中で歓談され、ともに友の会の30周年記念を祝いました。
滕軍先生は「草原之歌」を熱唱し、留学生による横笛の演奏も披露されました。また、設立当初の中国語講座受講生の方が、徐一平先生と滕軍先生に会うために参加され、懐かしいと当時の写真を見せてくれました。移情閣友の会での人と人のつながり、絆を感じさせられる一幕もありました。
ここで本フォーラムに共催・後援いただいた各団体様、企画運営にご尽力いただいた実行委員の皆様、またご協力してくださった同好会会員の皆さまに、そして参加された皆様に心か感謝申し上げます。謝謝!
次は「2015新春のつどい」でお会いしましょう。
*2015年1月24日(土)11:00~14:00 神戸華僑歴史博物館見学&講演会 懇親会:東栄酒家 参加費:3000円
企画運営委員長 後藤 みなみ(王 淑麗)
<神戸新聞記事>
移情閣,孫文,記念館
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2014年12月21日 14:31
│友の会活動
<行事報告>”2014新春のつどい”
1月26日13:00~15:00 Tio舞子6F赤坂飯店にて、恒例の移情閣友の会 ”2014新春のつどい”を開催しました。毎年、移情閣を拠点に文化活動や国際交流を通じ、人と人、心と心を結び、和やかに会員の親睦を図るため、中国のお正月の春節祭頃にあわせて行っています。
当日は、孫文記念館安井館長及び中国語講座の閻先生、張先生、熊先生をお招きし、愛新会長をはじめ、河合副会長、山田顧問ほか、企画運営委員、二胡・コーラス、太極拳、中国文化、中国古代史を学ぶ各同好会、中国語サロンや中国語講座生などで計27名の参加がありました。お互いの情報を交換しながら、美味しい中華料理を舌鼓を打ちながら楽しいひと時をともに過せることが出来ました。
また、嬉しい事に、末松信介参議院外交防衛委員長と関芳弘衆議院議員より祝電を頂戴しており、お祝いの言葉を披露されました。移情閣友の会の日頃の日本と中国の架け橋になっている活動について、深くご理解をしていただていることに、出席者一堂に大きな励みとなりました。
続きましての交流タイムには、中国語講座生、中国語サロン、中国文化同好会の会員が一緒になって、中国語で「夜来香」を熱唱しました。和やかな雰囲気の中、山田顧問による情歌「敖包相会」も披露され、愛新会長が中国語の歌詞を解説してくださいました。
そのあと、昨年9月に新しく発足した中国古代史を学ぶ同好会からは、渡利さんが英語で「My Way」を披露されました。最後には、会員間の懇談の中で中国語と台灣語はどう違う?との質問を受け、当日司会進行で台灣出身の王さんが、台灣民謡の「天黒黒」を熱唱し、歌詞の解説もあり、和気あいあいの中で、多文化に触れ合え、大いに盛り上がて、楽しかったです。
移情閣友の会のみんなは、移情閣(孫文記念館)での学びやふれあいが大好きで、集まる仲間です。楽しく学べる・活動できる場として、より多くの方々に親しまれるよう、今後とも心をひとつにして、明るく、楽しく活動していきたい。最後は、移情閣友の会の発展とお互いの健勝を祈って閉会いたしました。あっという間の2時間でした。
中国文化にふれたい、・中国語を学んでみたい、日中交流ができたらいいななど、ご興味のある方は、是非、一度遊びにいらしてください。一緒に楽しく活動しましょう。会員一同心よりお待ちを申し上げます。






当日は、孫文記念館安井館長及び中国語講座の閻先生、張先生、熊先生をお招きし、愛新会長をはじめ、河合副会長、山田顧問ほか、企画運営委員、二胡・コーラス、太極拳、中国文化、中国古代史を学ぶ各同好会、中国語サロンや中国語講座生などで計27名の参加がありました。お互いの情報を交換しながら、美味しい中華料理を舌鼓を打ちながら楽しいひと時をともに過せることが出来ました。
また、嬉しい事に、末松信介参議院外交防衛委員長と関芳弘衆議院議員より祝電を頂戴しており、お祝いの言葉を披露されました。移情閣友の会の日頃の日本と中国の架け橋になっている活動について、深くご理解をしていただていることに、出席者一堂に大きな励みとなりました。
続きましての交流タイムには、中国語講座生、中国語サロン、中国文化同好会の会員が一緒になって、中国語で「夜来香」を熱唱しました。和やかな雰囲気の中、山田顧問による情歌「敖包相会」も披露され、愛新会長が中国語の歌詞を解説してくださいました。
そのあと、昨年9月に新しく発足した中国古代史を学ぶ同好会からは、渡利さんが英語で「My Way」を披露されました。最後には、会員間の懇談の中で中国語と台灣語はどう違う?との質問を受け、当日司会進行で台灣出身の王さんが、台灣民謡の「天黒黒」を熱唱し、歌詞の解説もあり、和気あいあいの中で、多文化に触れ合え、大いに盛り上がて、楽しかったです。
移情閣友の会のみんなは、移情閣(孫文記念館)での学びやふれあいが大好きで、集まる仲間です。楽しく学べる・活動できる場として、より多くの方々に親しまれるよう、今後とも心をひとつにして、明るく、楽しく活動していきたい。最後は、移情閣友の会の発展とお互いの健勝を祈って閉会いたしました。あっという間の2時間でした。
中国文化にふれたい、・中国語を学んでみたい、日中交流ができたらいいななど、ご興味のある方は、是非、一度遊びにいらしてください。一緒に楽しく活動しましょう。会員一同心よりお待ちを申し上げます。






移情閣,孫文,記念館
Posted by 移情閣友の会 at
2014年01月29日 12:26
│友の会活動
<行事報告>孫文2013「孫文と日本」
孫文2013講演会について 講師:久保田 文次(日本女子大学名誉教授)
孫文研究会と移情閣友の会の共同主催で開催された今年の「孫文2013」講演会は、移情閣友の会による二胡とコーラスの演奏で始まり、引き続き講演会「孫文と日本」(講師:久保田文次先生)が行われた。
久保田先生はまず恩師である野沢豊先生(戦後日本の孫文の代表の一人)が、1924年に孫文が最後に日本を訪問し神戸に立ち寄って大演説を行ったことを本にしようと壮大な計画を立てられ、2011年辛亥革命100周年に発行されようとしていたが、2009年安井三吉先生、西村成雄先生など多くの関係者による88才の米寿のお祝いの、その晩に脳内出血で倒れ、その後闘病生活を続けられましたが、大作に取り込むことが出来ないまま、楽しみにされていた2011年の辛亥革命100周年を待たずに2010年10月26日に亡くなられ、その先生の非常に悔しい気持ちに思いをはせたことについてお話された。また、お見舞いに伺った時に野沢先生に100周年行事や、宮崎滔天資料を研究していることを報告し、それは大変結構だと激励されたこと、それらが今日の講演を引き受けたことになったことを話された。そして孫文の神戸での演説、また孫文と頭山満との面会を取り上げようとしているのも、未完に終わった大著の志を継承しようと、そして野沢先生のご恩に少しでも報いたいという気持ちからですと切り出されました。
お話の内容は大きく分けて3つありました。
・調査研究中の宮崎滔天資料が示す“中国の近代化が如何に日本と密接に関係をもっていたか。”
・孫文はなぜ1924年に神戸にきて大演説を行ったのか?(孫文が疑惑を深めていた日本帝国主義に今更何を期待しようとしたのか?)
・「右翼の巨頭」と目されていた頭山満に神戸で中身の濃い話をしたのはなぜか?
久保田先生の講演をお聞きして感じたこと
“時代や政治情勢の変化、新資料の発見によって歴史事実の解釈が変わることは当然である。”は歴史は生きているということを感じさせられた。実際久保田先生のお話は多角的・多次元的な観点からの視点を強く感じさせてくれました。
1)宮崎宮崎滔天資料が示すもの
それは久保田先生が中国宋慶齢基金会研究中心編『宮崎家蔵:来自日本的中国革命文献』(人民美術出版社 2011年)出版への協力のため、調査した宮崎滔天遺族所蔵資料には孫文、宋慶齢、宋嘉樹、黄興、王兆銘、宋教仁、蒋介石、魯迅、陳独秀、李大釗、毛沢東、周恩来等歴史に名を残した人々だけでなく、無名の人々を含む、革命に関わった多数の人々を支援・交流の資料が数多く残されており滔天が中国近代化に如何に尽力したかを明らかにするものであること、また宮崎家の人々は孫文の革命活動以前の康有為、梁啓超等変法・立憲運動家の人々にも支援を惜しまなかったことも明らかにしている。思想的に孫文と最も近かった滔 天は、『三十三年の夢』等で孫文の思想や活動を熱心に紹介し、日本人ばかりでなく、中国人の孫文理解を大きく発展させた。滔天と孫文との交流が日本人と多くの中国人革命家との交流の道を開いた、そのことは中国の近代化が如何に日本と密接に関係をもっているかを如実に示している。
2)孫文の大演説の背景
孫文の明治維新に対する高い評価は1924年まで変わらず続いていた、ソ連と提携を試みたが実際にはソ連と中国との国益、国家的利害が対立していたこと、連ソ容共、すなわちソ連との連携、ソ連の援助受け入れを計画していた孫文とソ連の間に利害や意見の対立があったこと。(これはソ連崩壊後に公開された秘密文書によって明らかにされた。)対立していた北京の呉佩孚(親米英派)を倒すために段祺瑞、張作霖と手を組む必要があった。当時日本は大正デモクラシーの時代で軍部は小さくなっていた。日本のデモクラシーに期待した孫文は「大アジア主義」演説を行った。その中で孫文の本心を代弁しているのが「あなたがた日本民族は、欧米の覇道の文化を取り入れており、またアジアの王道の文化の本質も持っています。これからのち、世界の文化の前途に対して、いったい西方の覇道の番犬になるのか、東方の王道の干城となるのかは、まさにあなたがた日本国民が良く考え、慎重に選ぶことにかかっているのです。」という言葉です。この言葉は現在の日本人が良く考えることが大事であろう。
3)頭山満との会談
孫文は頭山を非常に高く評価していた。
侵略主義の巨頭と言われ、実際そうとられかねない言動もあるが、公になっている言動というのは中国との友好を奨励しており、また日本人は中国に対して乱暴なことをしたり威張ったりすることを強くたしなめている。中国人の日本留学生は日本の学生よりはるかに真面目前途有望である、そういうことも言っていた。日本の対中外交政策にも批判的であった。
宮崎滔天や梅屋庄吉が頭山を非常に尊敬した。『宮崎滔天全集』をみると本当によく滔天が頭山を尊敬していたことが分かる。そういう頭山と孫文との会談が行われたこと。孫文が期待した犬養は中ソ連携を推進することを恐れ神戸に来なかったが、頭山は孫文の懇願に応じて神戸迄出てきた。そして日本と中国そしてインドとの連携で、それぞれ国の許す範囲内で協力していくことを話あった。
孫文が日本の明治維新に対して高い評価をもっていたことは、1901年には「三〇年前に日本で発生したような革命を起こし、中国の日本化を実現すること」を希望すると述べたこと。その後も「日本は第二の母国」「明治維新は革命の第一歩であり、中国革命は第二歩」などなどとの趣旨を表明していたことからも分かる。また、なぜ孫文が連ソを行ったのか?や、なぜ「右翼の巨頭」といわれた頭山満を孫文が評価し信頼したのか?ということについて謎解きのように明快に話されたのがとても印象に残りました。

孫文研究会と移情閣友の会の共同主催で開催された今年の「孫文2013」講演会は、移情閣友の会による二胡とコーラスの演奏で始まり、引き続き講演会「孫文と日本」(講師:久保田文次先生)が行われた。
久保田先生はまず恩師である野沢豊先生(戦後日本の孫文の代表の一人)が、1924年に孫文が最後に日本を訪問し神戸に立ち寄って大演説を行ったことを本にしようと壮大な計画を立てられ、2011年辛亥革命100周年に発行されようとしていたが、2009年安井三吉先生、西村成雄先生など多くの関係者による88才の米寿のお祝いの、その晩に脳内出血で倒れ、その後闘病生活を続けられましたが、大作に取り込むことが出来ないまま、楽しみにされていた2011年の辛亥革命100周年を待たずに2010年10月26日に亡くなられ、その先生の非常に悔しい気持ちに思いをはせたことについてお話された。また、お見舞いに伺った時に野沢先生に100周年行事や、宮崎滔天資料を研究していることを報告し、それは大変結構だと激励されたこと、それらが今日の講演を引き受けたことになったことを話された。そして孫文の神戸での演説、また孫文と頭山満との面会を取り上げようとしているのも、未完に終わった大著の志を継承しようと、そして野沢先生のご恩に少しでも報いたいという気持ちからですと切り出されました。
お話の内容は大きく分けて3つありました。
・調査研究中の宮崎滔天資料が示す“中国の近代化が如何に日本と密接に関係をもっていたか。”
・孫文はなぜ1924年に神戸にきて大演説を行ったのか?(孫文が疑惑を深めていた日本帝国主義に今更何を期待しようとしたのか?)
・「右翼の巨頭」と目されていた頭山満に神戸で中身の濃い話をしたのはなぜか?
久保田先生の講演をお聞きして感じたこと
“時代や政治情勢の変化、新資料の発見によって歴史事実の解釈が変わることは当然である。”は歴史は生きているということを感じさせられた。実際久保田先生のお話は多角的・多次元的な観点からの視点を強く感じさせてくれました。
1)宮崎宮崎滔天資料が示すもの
それは久保田先生が中国宋慶齢基金会研究中心編『宮崎家蔵:来自日本的中国革命文献』(人民美術出版社 2011年)出版への協力のため、調査した宮崎滔天遺族所蔵資料には孫文、宋慶齢、宋嘉樹、黄興、王兆銘、宋教仁、蒋介石、魯迅、陳独秀、李大釗、毛沢東、周恩来等歴史に名を残した人々だけでなく、無名の人々を含む、革命に関わった多数の人々を支援・交流の資料が数多く残されており滔天が中国近代化に如何に尽力したかを明らかにするものであること、また宮崎家の人々は孫文の革命活動以前の康有為、梁啓超等変法・立憲運動家の人々にも支援を惜しまなかったことも明らかにしている。思想的に孫文と最も近かった滔 天は、『三十三年の夢』等で孫文の思想や活動を熱心に紹介し、日本人ばかりでなく、中国人の孫文理解を大きく発展させた。滔天と孫文との交流が日本人と多くの中国人革命家との交流の道を開いた、そのことは中国の近代化が如何に日本と密接に関係をもっているかを如実に示している。
2)孫文の大演説の背景
孫文の明治維新に対する高い評価は1924年まで変わらず続いていた、ソ連と提携を試みたが実際にはソ連と中国との国益、国家的利害が対立していたこと、連ソ容共、すなわちソ連との連携、ソ連の援助受け入れを計画していた孫文とソ連の間に利害や意見の対立があったこと。(これはソ連崩壊後に公開された秘密文書によって明らかにされた。)対立していた北京の呉佩孚(親米英派)を倒すために段祺瑞、張作霖と手を組む必要があった。当時日本は大正デモクラシーの時代で軍部は小さくなっていた。日本のデモクラシーに期待した孫文は「大アジア主義」演説を行った。その中で孫文の本心を代弁しているのが「あなたがた日本民族は、欧米の覇道の文化を取り入れており、またアジアの王道の文化の本質も持っています。これからのち、世界の文化の前途に対して、いったい西方の覇道の番犬になるのか、東方の王道の干城となるのかは、まさにあなたがた日本国民が良く考え、慎重に選ぶことにかかっているのです。」という言葉です。この言葉は現在の日本人が良く考えることが大事であろう。
3)頭山満との会談
孫文は頭山を非常に高く評価していた。
侵略主義の巨頭と言われ、実際そうとられかねない言動もあるが、公になっている言動というのは中国との友好を奨励しており、また日本人は中国に対して乱暴なことをしたり威張ったりすることを強くたしなめている。中国人の日本留学生は日本の学生よりはるかに真面目前途有望である、そういうことも言っていた。日本の対中外交政策にも批判的であった。
宮崎滔天や梅屋庄吉が頭山を非常に尊敬した。『宮崎滔天全集』をみると本当によく滔天が頭山を尊敬していたことが分かる。そういう頭山と孫文との会談が行われたこと。孫文が期待した犬養は中ソ連携を推進することを恐れ神戸に来なかったが、頭山は孫文の懇願に応じて神戸迄出てきた。そして日本と中国そしてインドとの連携で、それぞれ国の許す範囲内で協力していくことを話あった。
孫文が日本の明治維新に対して高い評価をもっていたことは、1901年には「三〇年前に日本で発生したような革命を起こし、中国の日本化を実現すること」を希望すると述べたこと。その後も「日本は第二の母国」「明治維新は革命の第一歩であり、中国革命は第二歩」などなどとの趣旨を表明していたことからも分かる。また、なぜ孫文が連ソを行ったのか?や、なぜ「右翼の巨頭」といわれた頭山満を孫文が評価し信頼したのか?ということについて謎解きのように明快に話されたのがとても印象に残りました。

移情閣,孫文,記念館
Posted by 移情閣友の会 at
2013年12月24日 12:45
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