移情閣友の会

高校生と共に移情閣まつりに参加しました

移情閣友の会会員・兵庫県立高校中国語講師 中野貞弘
 今回、委員長:後藤さんの強い勧めと高校側の理解も得られて、勤務する3つの県立高校から希望生徒を募り、参加が実現できました。生徒と共に歌った「送別」(旅愁)と「茉莉花」は中国に関心を持つ方にはなじみの歌ですが、高校生にはほぼ初めて聞く歌で、発音指導も含め2部合唱にするにはやや苦労しましたが、素直で吸収力ある若い彼らは、短い期間でよく覚え、会場の方々と共に歌うことができ、楽しいひと時を過ごすことができました。
エルヴィス・プレスリーの歌も披露させていただいたのは、僕が外国語の教師になれたルーツが彼の歌にあるからです。教室でも時には中国歌曲やフォークソングも含め披露します。
毎年秋、2学期は、中国語スピーチコンテストや中国語検定指導もあり、非常勤講師の立場でこうしたイベントに参加することは難しい面もありますが、出来る限り参加させていただけたらと思います。

=高校生にもっと中国語を=
 中国語を学ぶ高校生は、全国でおよそ500校、2万人です。兵庫県では昭和54年(1979年)垂水の県商(神戸商業)と姫路商業で始まり、兵庫県では神戸の六甲アイランド、葺合、神戸甲北、神戸鈴蘭台、須磨翔風、伊川谷、神戸学院大付属の他、明石南、加古川南、小野、芦屋国際、尼崎小田、香寺など、30校を越えていると思います。そのほとんどが週2時間で1年間(2単位)あるいは2年間(4単位)の選択授業ですが、神戸甲北のように3年間で8単位学べる学校もあります。
 1978年(昭53)30歳で英語教師として兵庫県に採用された私はその翌年、中国語も併せ担当するため、社高校から神戸商業高校に転任となり、定年退職後後も中国語教師を続けています。今年で高校中国語教育に携わり38年目を迎えました。
 中国語のイロハだけであっても高校生に教えることが大変楽しく、また意義あることだと強く感じており、この先も出来る限り長く続けることができたらと思っています。

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移情閣,孫文,記念館
Posted by 移情閣友の会 at 2016年12月19日 19:01友の会交流広場友の会活動
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