移情閣友の会

2010年「中国水墨画展」と「講演と音楽の会」

孫文2010「中国水墨画展」と「講演と音楽の会」
中国水墨画展(李庚展)
  • 場所:孫文記念館2階
  • 期間:11月2日(火)~21日(日)
 中国水墨画展は中国の著名な水墨画家で京都造形芸術大学教授の李庚氏の作品35点を展示。
作品は読売新聞朝刊に2002年から2003年にかけて連載された陳舜臣氏の孫文伝「青山一髪」の挿絵で、中には未公開のものもあり、李庚先生の孫文に対する思いが凝縮された作品は見ごたえがあり、孫文像を生き生きと描写されていました。
講演と音楽の会
  • 場所:移情閣1階
  • 日時:11月13日(土)14:00~16:00
 移情閣(本館)という素晴らしい会場で約70名の方に二胡演奏と講演を楽しんでいただきました。

<鳴尾牧子氏の二胡演奏>
 講演に先立ち、数少ない日本人二胡演奏者で移情閣二胡同好会を指導されている鳴尾牧子氏が中国の代表曲“海よ我が故郷(大海?故郷)”等4曲を演奏、その澄んだ透明感のある音色は会場を魅了しました。

李庚氏の講演「孫文と日本の友人たち―『青山一髪』中の人物像―」
 陳舜臣氏の読売新聞朝刊連載小説「青山一髪」の挿絵を描かれた京都造形芸術大学教授李庚氏に挿絵を描かれたときの5年間の孫文研究を通じて得られた孫文像と歴史的人物の研究方法や未公開の挿絵作品を紹介していただきました。


李庚先生がお話された中で特に興味を引いたのは“孫文の革命の道筋(革命思想が生まれた背景)”でしたのでこの部分を少し紹介いたします。
 
孫文の革命の道筋は大きく分けて以下の6つに分けることが出来る。

1.孫文は日本を孫文の革命を推し進め発展させ、革命思想を伝える拠点としました。この為に日本の友人達、華僑及び日本の政治家・軍人や民間人が孫文を支援し、彼らの高い気持ちが全て孫文の気持ちの中に入っている。孫文は人生の6分の1という長い年月を日本で活動。

2.孫文の革命は世界を舞台にしており、各国での経験を元に、中国において革命を進めました。したがって辛亥革命は中国の二次革命ばかりでなく、世界の人類発展の上で非常に重要な1部分を占めていると考えられる。
3.孫文は革命人生と長期の流浪(亡命)生活により崇高ではあるが現実的には理想である大同世界(世界の人々は等しく皆同じ)であるという思想を生み出した。

4.中国日本両国の近代史において、孫文の一生を通じて知ることが出来るのは、両国はきわめて尊敬状態(互恵)で相互に影響し合い助け合う一面があった反面十分不幸な面がありました。100年後の今日、更に高次元の角度からこれらの課題の再研究を試みたい。陳先生の小説を通じて我々はこの両国関係についていくつかの問題を見つけることが出来る。

5.孫文は不幸な亡命生活の中で多くの女性から献身的な支援を受けています。側面から見ると革命者としての強い意志とともに、孫文の内面はとても繊細で優しい心の持ち主であったことが分かります。陳先生の小説の中に陳小姐さんが登場するのがいい例として挙げられる。

6.陳舜臣先生は小説の中で孫文の革命運動において華僑と日本人が果たした献身と支援をとても高く評価されています。(文責:友の会企画運営委員長 佐瀬祥一)

アメリカの孫文


宮崎夫妻と孫文


清朝の高官


革命


窓から見た香港




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移情閣,孫文,記念館
Posted by 移情閣友の会 at 2011年06月23日 14:35友の会活動
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